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夫婦でおっさんずラブを鑑賞!男性から見た感想や、BL純愛ドラマに見るフィクションのリアリティラインについて考えてみる

今期は、おっさんずラブが人気でしたね。先日夫婦で撮りためてあったおっさんずラブを鑑賞。
BLに対して一定抵抗があったものの、中身は王道の純愛ドラマで、確かにはやるのもわかる!妻はドハマりました。
先日見たバーフバリも含めて、フィクションのリアリティラインについて考えさせられたのでまとめます。

今期最大の話題作「おっさんずラブ」を夫婦で鑑賞

こんにちは、じゅんです。

ドラマとかみますか。私は殆ど見ません。ですが、今期Twitterを中心にめちゃめちゃ話題になっていたドラマがありました。

それは、「おっさんずラブ」です。

おっさんずは、ざっくりいうと、主人公が上司のおじさん(55歳男)と、同僚(25歳男)の二人から言い寄られ、その狭間で揺れ動くボーイズラブ要素多めの純愛ドラマです。

もともとノンケだったぼんくら主人公が少しずつ気持ちを育んでいって進んでいく展開で、世間の目や性別の壁などいろいろな課題はあるものの、全編通して純粋でシンプルな純愛ドラマに仕上がっていました。
昨今、いろいろと奇をてらって複雑化している(らしい)ドラマにはない、王道の良さがあり人気なのも納得のできでした。漫画原作ということもあり、全編通してコメディタッチなので、ゴリゴリのBLにならずにポップに仕上がっています。

とはいえ、民放の連続ドラマで、普通に男性同士のキスが流れるってのは衝撃的でしたが。

ちなみに、妻はドはまりしてしまい、最終話後は放心状態になり、今は2周めを黙々と見ています。
Twitterでは、最終話(7話)迎えた翌週に妄想で8話の内容をツイートする人がおおく、まさかのトレンド入りしていました。半端ない人気ですね。

男性から見た「おっさんずラブ」

(※一部ネタバレはいります)

おっさんずラブは、おもにBLクラスタの女性陣に強く受け入れられている印象で、あまりネット上でも男性がみたよ〜という人は見ませんでした。

確かに、なかなか男性同士の純愛ドラマを見ようという人は少ないでしょう。私も妻と一緒でなかったら見ていませんしね。

序盤は、おっさんとイケメンに言い寄られるというトンデモ展開と、役者陣のアドリブからくるコメディとしての面白さにグイグイ引き込まれました。特に吉田鋼太郎さんの抜群の演技力というか画になる力というかの威力がすさまじく、これが舞台俳優か〜という気持ちでした。

物語としては、いろいろと紆余曲折ありつつも、主人公と同僚のイケメンが結ばれるのですが、やっぱりハッピーエンドなので、見ていて嫌〜なきもちににはなりませんし、カップルになる二人共イケメンで、変な生々しさがすくなく、男でもそこまで抵抗なく見切れました。

ただ、やっぱり普通に考えると途中で女性の幼馴染と結ばれる強いフラグが立った際にそっちに行くのでは?という気もしてしまいましたが。(幼馴染を内田理央さんが演じていてめちゃくちゃ可愛かったのもある。)
フィクションとしてしっかりしていたので、欠点というわけではなく、ノンケの男性であった主人公が、その性別の壁を超える葛藤やロジックがそこまで明確ではないので、普通に男性視点で見ると「え?あ、そうなんだ」とはなります。

でも、全編通してのコメディタッチと、二人がイケメンかつ、やや非現実的な画作りがされているので、フィクションとして楽しめました。

BLを楽しみたいという人は少ないと思いますが、最初の1本としてはそこまで抵抗なく楽しめるのではないかと思います。

リアリティラインの引き方とその一貫性は重要な要素

今回のドラマで特に重要だなと思ったのは、フィクションとしてなにかの作品を描く際のリアリティラインをどこに引くかということと、それを作中で一貫することがとても重要なことだなと思いました。

どういうことかをおっさんずラブで説明してみます。

今回の作品はあくまでBL作品であり、ガチの男性同士の恋愛を描いたものではないです。なので、リアルな肉体関係の描写は一切出てきませんし、同性同士という関係への悩み方も普遍的ではありますがポップです。主人公がイケメンをすきになることなんかも上述の通りやや端折り気味にすることで、ある種フィクションとして(そこまで生々しくないものとして)、楽しむことができるようになっていると思います。

「禁断の関係を乗り越えて結ばれる二人」というメインに対してのファクターとしての同性愛という描かれ方になることによって、純愛ドラマとして楽しめるのかなと思います。これが生々しい社会からの軋轢とかを描くと、純愛ドラマではなく、同性愛ドラマになってしまうのかなと思いますし、私もおそらく見るの結構しんどくなってしまっていただろうなと。そしてそれが全編通してのコメディ・ギャグや、漫画チックな急展開などによっていい具合にフィクションのラインが一定に保たれ続けたこともいいのかなと感じます。

これが掲示物や特定の職業物だった場合に、リアリティをつけるためにきちんと現実的な展開にする方が多いと思います。探偵もので、いきなり魔法使いは出ませんし、出たらぐちゃぐちゃです。超能力を持った探偵という設定はあったりしますが、その場合全編通して超能力がある前提で話を進める必要があります。

どこまでフィクションなのかということを視聴者としても理解出来、それが全編通してきっちりと守られていることは優れた物語として重要な要素なんだなと言うことを改めて感じました。

まとめ

とうことで、おっさんずラブを見てみての感想や、フィクションとして優れた作品であったおっさんずラブのリアリティラインの一貫性について考えてみました。

まあ小難しいことは置いといて、出ている役者さんも皆上手ですし、最終的に登場人物それぞれの人生に進み出すような見てみて心があたたまる作品なので、未読の方はぜひ見てみてほしいと思います。(基本的に女性にはおすすめできますし、強いアレルギーがないなら男性でも楽しめます。)

以上、夫婦でおっさんずラブを鑑賞!男性から見た感想や、BL純愛ドラマに見るフィクションのリアリティラインについて考えてみるでした。